『ダンガンロンパ』シリーズや、『狼ゲーム』などが一世を風靡してきた、いわゆるデスゲームものゲームに新しい風が吹くらしい。それこそが、Acacia(アカシア)によって鋭意開発中の『魔法少女ノ魔女裁判』だ。
開発中という通り、未だ発売前にも関わらずこのゲームが注目を集めている理由は公式Xの投稿にある。
Xでこんなポストを見かけたことはないだろうか。
発売前の『魔法少女ノ魔女裁判』にまつわる様々な質問に公式が回答する、という形式で公式Xよりこういったポストが投稿されている。
少女たちによる裏切りや騙し合いが予想される、デスゲーム作品であることを大いに活かした、良い意味で悪趣味な回答が注目と話題を集めていることがおわかりいただけるだろう。
『魔法少女ノ魔女裁判』とは
Xのポストからも本作が少女たちによるデスゲーム作品だということは知っていても、詳しいあらすじや概要を知らない方は意外と多いのではないだろうか。
本ゲームは、閉じ込められた牢屋敷で共同生活を送る13名の少女たちが、処刑を伴う『魔女裁判』を通して牢屋敷や魔女とは何なのか?を突き止めていく物語だという。
デスゲームもの、ということで予想外の展開や裏切りがあることは言わずもがなだろう。我々や製作陣が期待しているような胸糞な展開にも期待が持てる。
ストーリー
「この中に、魔女になった少女がいる」 高校1年生になるはずの朝、エマが目を覚ますと、そこは薄暗い檻の中。 身に覚えもなく絶海の孤島に存在する牢屋敷に閉じ込められていた。 混乱するエマと、同様に捕らえられた少女たち。 そこに現れた一羽のフクロウが告げる。 「キミたちはこの世界に害をなす―― 【魔女】である可能性があると認定された」 「ここで囚人として生活してもらう」 当たり前だと思っていた日常が崩壊した。 エマは囚人生活の中で同じ魔女候補の少女たちと知り合っていくが、 あるとき、殺人事件が起きてしまう。 フクロウは囚人の少女たちを集めて言い放つ。 「魔女裁判を執り行う」 それは、少女たちの中から【魔女】 ……すなわち処刑対象を選定していく、 あまりに残酷なゲームの開始だった――
公式サイトより引用
現在は、Accasia所属のボイスタレント、三木谷奈々の演じる、本作主人公の桜羽エマの声が聞ける第一弾のPVをはじめとして、ボカロP、SLAVE.V-V-Rによるタイアップソング『LaVI-Bavellabion』がYoutubeにて公開されている。
PVだけでも本作のゴシックな雰囲気が味わえるので未視聴の方はぜひ一度見てみていただきたい。
魔法少女ノ魔女裁判 PV1 みんな死ねばいい編
LaVI-Bavellabion/SLAVE.V-V-R
魔法少女たちについて
『魔法少女ノ魔女裁判』公式Xでは、現在魅力的な13人の少女たちの容姿やプロフィールが公開されていっている。
誕生日や身長、体重の他にも少女たち一人一人に”魔法”や”トラウマ”の枠があるのが気になるところだ。また、考察が捗りそうな”原罪”という枠もあるのが興味深い。何にせよ、物語の中でそれらが明かされていくのを楽しみに待ちたい。
一人一人キャラクターの立っている少女たちにゲーム発売前からも愛着が湧いてしまいそうになる。彼女たちの共同生活の様子や、彼女たちへの愛着がどう砕かれてしまうのか、とても気になる。
クラウドファンディングが脅威の2000%超
公式Xの的確な運用もあって、『魔法少女ノ魔女裁判』は発売前かつ、開発中にも関わらず大きな注目を浴びるに至っている。
SNS上でも、『発売が楽しみ』、『バッドエンドの種類が多いだけでもテンションが上がる』など期待の声が高い。
ゲームのクオリティ向上を目的に2024年4月19日より開始されたクラウドファンディングは、200万円をゴールに始められたが、6月現在、そのゴールを大幅に超えた4000万円を集めている。
その結果、スチルやボイスパート、劇中特殊楽曲・ムービーの追加をはじめとして、 Nintendo Swich版への移植までもが早くも決定している。
なお、本作は2025年のリリースを目標に開発を進めているとのこと。公式サイトや公式Xから発信される13人の少女たちの情報から愛着を募らせつつ、発売に備えたい。
参考サイト
公式HP : manosaba.com
公式X : https://x.com/13witch_Trials
クラウドファンディング : https://camp-fire.jp/projects/view/742246
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